セントラルリーグとパシフィックリーグ 新人

プロ野球には、新人王のタイトルがあります。セントラルリーグとパシフィックリーグで、最も活躍した新人を表彰するタイトルです。毎年チャンスがある最多勝やホームラン王とは違って、一生に一度しかチャンスがないタイトルなので、特別な意味があると言えるでしょう。

ですが、新人王のタイトルを受賞できる選手は、入団して1年目の選手だけではありません。特別な条件を満たせば、プロ野球選手になって2年目や3年目の選手でも、受賞できる場合があります。現在の資格は、プロ野球選手になって5年以内、投手なら前年まで30イニング内の出場、野手なら前年まで60打席以内です。

これらの条件を満たした上で、海外のプロリーグに所属した経験がなければ、有資格者として認められます。そのため、基本的には日本人のプロ野球選手が対象となり、一般的な外国人選手は該当しません。ただし、プロ野球のチームと契約するまで海外でプロの経験がなければ、外国人でも資格を満たすことができます。