日本プロ野球において、ゴールデンウィークが終わる頃になると、セ・パ交流戦がおこなわれます。セントラルリーグとパシフィックリーグのチームが、それぞれ別のリーグとの試合を繰り広げ、夢の対戦カードが見られる夢の期間です。
ひな形としては1999年と2000年において、オープン戦に取り入れた交流戦「プロ野球サントリーカップ」として開催されましたが、本格的に始動したのは2004年に合意がなされた後の2005年からでした。
ルールとしてはいろいろなものが統一されていますが、特徴的なのはDH・指名代打制度です。DH制は、基本的にパシフィックリーグの主催試合でのみ採用されるシステムですが、2014年に限り、10周年を記念したこともあって、セントラルリーグ主催の試合でのみ採用という面白い試みがなされました。
交流戦の試合結果はペナントレースの順位にも影響し、同リーグ同士で戦うことがないので、勢いを取り戻す・勢いをさらにつけるなど、それぞれのチームの気合の入った試合が見られます。
セントラルリーグとパシフィックリーグ ルール
プロ野球にはセントラルリーグとパシフィックリーグの2つのリーグがありますが、同じ野球リーグではあるものの細かい部分でルールが異なるところがあります。最もわかりやすいところとしては、DH制の有無があり投手の代わりに打撃専門の選手がラインナップに組み込まれるかどうかの違いがあります。
DH制を採用しているパシフィックリーグでは、投手が打席に入るということはほとんどなく指名打者と言われる選手が投手の代わりに打撃をすることになります。セントラルリーグでは、投手がそのまま打席に入ります。日本シリーズや交流戦が行われるときには、ホームチームの所属によってDH制の採用が変わります。
DH制以外のルールの違いとしては、順位の決定方式で細かい違いがありますが、ファンからすればそれほど大きな影響があるものではありません。以前は延長回数、引き分け再試合の有無といった違いもありましたが、近年のプロ野球の両リーグのルールの違いはほとんどなくなりつつあります。
セントラルリーグとパシフィックリーグ 投手
セントラルリーグとパシフィックリーグの大きな違いとして、DH制の有無がありますがDH制のないセントラルリーグでは投手の打撃も楽しむことができるのが魅力です。
基本的には投げることが仕事のポジションであるため打撃の能力はあまり問われることはありませんが、プロ野球の世界に入ってくる逸材ともなれば投げるのが仕事であっても、打撃も決して下手なものではありません。中には打者顔負けの打撃をする投手もいて、意外性のある打撃をみることができるのがセントラルリーグの魅力となっています。
それではDH制のあるパシフィックリーグだと面白くないかというとそのようなことはなく、投げることに専念をすることができるのと打席が回ってこないので、好投をしているのに代打を送られてしまうということがなく、好投している選手は良いところまで引っ張りやすいという利点があります。
そのため、プロ野球の2つのリーグはどちらが上ということはなく、どちらも異なった楽しみ方ができるようになっています。
プロ野球へ投資できるブックメーカー
ブックメーカーでは、世界中のスポーツを賭けの対象としています。それぞれ取り扱うスポーツの種目やリーグは異なりますが、中には日本のプロ野球を取り扱っているものもあります。
ブックメーカーは、賭け事としてみても優秀です。何が優秀かといえば、配当率が高いことが挙げられます。配当率は90パーセントを超えており、日本の賭け事と比較するとかなり高いです。そのため、理論上はこちらの方が勝ちやすくなります。もっとも、賭け事なので外せばリターンはゼロとなりますから注意はしなくてはなりませんが、うまく立ち回れば、比較的プラスにしやすいといえます。
中にはブックメーカー プロ野球を投資として考えている方もいます。投票の仕方が幅広いため、うまく利益を出せる投票方法を構築することができれば、ただやみくもに予想するよりも利益は出しやすくなります。これは、自分で見つけていく必要がありますが、一度見つけることができれば安定してくるでしょう。
セントラルリーグとパシフィックリーグ ファンサービス
プロ野球が大好きで、毎年球場に何度も足を運ぶという人も多いのではないでしょうか。しかし昨今、娯楽の多様化の時代に入りテレビでのプロ野球放送が少なくなってきているのも現実です。
こういった状況に危機感を覚えたセントラルリーグ・パシフィックリーグの両球団は様々なファンサービスを行ってファン離れを食い止め、また新たなファン獲得に向けた取り組みを試みています。まず家族の中で、お父さんは野球好きであってもお母さんや子供たちがそれほど野球が好きではないという家族にも楽しんでもらえるように、球場をリニューアルしトイレを綺麗で清潔にし美味しい食事も提供するお店を増やしたり、試合の合間にマスコットキャラクターが観客を楽しませるファンサービスをしたりと野球以外でもあの手この手でファン獲得の動きを見せています。
勿論選手も握手会やサイン会などを頻繁に行い、ファンと直に交流する機会を増やしてより身近にプロ野球を感じてもらえるように努めています。